『超人X』第2巻の見どころと感想|壮絶バトルとシュールギャグ

漫画

今回は、石田スイ先生の『超人X』の第2巻について紹介します。

『東京喰種トーキョーグール』で知られる石田スイ先生が新たに手がける新シリーズ『超人X』。前巻から続く独特な物語がどのように展開するのか、どんな新たな要素が加わるのか目が離せません!第2巻では、第7話から第15話までのエピソードが収められています。

この記事では、『超人X』の第2巻の見どころと個人的な感想を紹介しています。

『超人X』第2巻の簡単なあらすじ

超人X 第2巻』では、閉園後の動物園を舞台に、超人としての力に目覚めた高校生・黒原トキオと、農家の娘である乙田エリイが登場します。トキオは「ハゲタカ」の超人として、エリイと共に「白蛇」の超人であるナリと壮絶な戦いを繰り広げます。ナリは巨大な蛇に変身し、圧倒的な力で二人を追い詰めていきます。

第2巻では、多彩な能力を持つ超人たちが登場します。「ヤマトモリ」もそんな超人からなる組織で、メンバーはそれぞれ異なる能力や役割を持っています。トキオがこの組織に加わることで、今後の物語にどんな変化があるのか、そしてどんな新しい超人たちが登場するのか、目が離せない展開が続きます。

能力バトル好きには大注目の第2巻です。

『超人X』第2巻の見どころと感想|能力バトルとシュールなギャグ

第2巻では、前巻からガラリと変わり、能力バトルがメインの展開になります。

緊張感たっぷりの戦闘が続き、どんな能力を使って戦うのかが大きな見どころでしょうか。野球に関連した能力を持つ超人が登場するなど、戦闘シーンにユニークなひねりが加わっていて、見ていて楽しいですね。石田スイ先生の能力設定は他のマンガとは一味違い、独特の魅力があります。次にどんな超人が登場するのか楽しみです。

また、絵のスタイルもやはり良いですね。石田スイ先生の描く「暗いけど美しい」世界観が今回も健在で、冷たさを感じさせる美しさが物語の雰囲気を引き立てています。キャラクターたちの表情や背景の描写がリアルで、見ていて楽しいです。バトルシーンに限らず、緻密な描写は迫力があり、読みごたえがあります。

個人的に面白かったのは、随所に散りばめられたシュールなギャグです。トキオの「エリイかな?」というセリフが特に面白かったです。読んでいると、石田先生の自由な創作スタイルが感じられ、自由に楽しく描いているなというのが伝わってきます。シュールなギャグが緊張感のあるバトルと融合し、物語が暗くならないようにアクセントを加えています。

全体として、第2巻はバトルとシュールなギャグがうまく組み合わさった一冊です。戦闘中に挿入されるギャグには賛否がありますが、個人的には楽しめました。前巻と同じく、物語にはまだ謎が多く、世界観や能力について完全には理解できていない部分もあります。それでも、今後の展開に期待しつつ、次巻を楽しみにしたいと思います。

まとめ

『超人X』第2巻の個人的な見どころは、激しいバトルとキャラクターたちの成長です。トキオやエリイたちの戦いに加え、新たに登場する超人組織「ヤマトモリ」が物語に新たな展開をもたらします。全体として、シュールなギャグや石田スイ先生の自由な創作スタイルが、物語に一層の深みと楽しさを加えています。

まだまだ謎が多い第2巻ですが、これからのストーリーに期待が高まる巻となっています。特に、石田スイ先生ファンにはたまらない一冊になっていたと思います。

それでは、次回のレビューもお楽しみに!

『超人X』第3巻の見どころと感想|友情と葛藤の中で
今回は、石田スイ先生の『超人X』の第3巻について紹介します。 石田スイ先生が贈る新シリーズ『超人X』。前巻から引き続き、どんな新たな展開が待っているのか、ますます楽しみですね。第3巻では、第16話から...